フォーマルシーンでのパール(真珠)マナー

フォーマルシーンでのパール(真珠)マナー


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冠婚葬祭で大活躍のパールですが、
気になってくるのは
場面ごとのルールとマナー
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華美になりすぎずお淑やかな印象を与えてくれるパールは、冠婚葬祭などのフォーマルな場で大活躍。
そこで気になってくるのは、場面ごとに合わせたルールとマナーではないでしょうか?
今回はフォーマルシーンにおいてのパール(真珠)着用マナーをご紹介いたします。



宝寿堂には常時200点以上のパールジュエリーを展示しております。
気になる方は当社ホームページのパール(真珠)商品をご確認くださいね。

宝寿堂のパールジュエリーを見る



ォーマルシーンでの着用マナー

冠婚葬祭のフォーマルシーンでの定番となっているパールネックレス。 とはいえ、どんなパールを着用してもいい、というわけではありません。どのシーンでどのパールを使うのか?大きさはどれくらいがいいのか?適切な長さは? 疑問も多いはず。フォーマルシーンでのパールネックレス着用マナーについて、解説します。

1.定番のパールアイテムとは?
アコヤ真珠2点セット
昔はパールを購入する際、ネックレス・イヤリング・リングの3点セットを購入される方も多かったのですが、今はネックレスとイヤリング(ピアス)の2点セットが定番となっています。イヤリングやピアスの大きさはネックレスと同じ大きさがベスト。お葬式など喪服を着用する際は、ぶら下がりタイプではなく、直結タイプをつける様にしましょう。もちろん、パールリングをお持ちの方はぜひ一緒に着用してください。ただし、お悔やみの席では煌びやかなものはNGですので、ダイヤモンドが少ないものを選ぶようにしてくださいね。

▼パールの種類と特徴コラム
2.パールの珠の大きさ、ネックレスの長さ
パールネックレスの長さの比較
パールを選ぶ際に一番分かりやすいのはやはり大きさです。あこや真珠の定番の大きさは8.0mm~8.5mm。ただ、着用する人の身長や体形、使う年数によっても選ぶポイントは変わります。もし、長らく着用することを想定されている場合は、一つ大きめのサイズを選ばれることをおすすめします。
  • ●肩幅も狭く小柄な方…8.0mm~8.5mm
  • ●一般的な身長や体形の方…8.5mm~9.0mm
  • ●大きめをお求めの方…9.0mm~9.5mm
当店ではこの様におすすめしております。
あこや真珠のネックレスは大きくても10mm程度、9mmを超えてくると希少性から高価になります。その場合は南洋真珠を選ばれる方も多数いらっしゃいますので、参考になさってくださいね。

またあまり知られていませんが、ネックレスの長さも実は重要なポイント。短すぎると窮屈感が出たり、長すぎると今度はだらしない印象に。鎖骨付け根の少し下あたりに来るのがベストの長さです。一般的な長さは約42cm、首回りが細い方で約40cm、ふくよかな方で約45cmですが、購入する際に店舗できちんと測ってもらうことをおすすめします。

宝寿堂の場合は、実際に首回りをお測りして、ご注文後一つ一つ手作業で丁寧に編み上げています。また、将来首回りが大きくなっても大丈夫。余った珠はお渡ししていますので、それをお持ちいただければ長さを調整して編み替えいたします。アフターケアサービスの一環としてもちろん無料ですので、そこはご安心ください。

3.シーンごとにおすすめのパールの種類
シーンに合わせたパール
初めて購入するパールネックレスはやはり、あこや真珠がおすすめ。結婚式やお葬式など、ほとんどのフォーマルシーンでお使いいただけるからです。その他、冠婚葬祭などのシーンで活躍する様々なパールについて解説します。

◆結婚式や入学式などのお祝いの席
結婚式なども年々カジュアルになってきており、パールの種類についても昔ほど厳しくなくなってきています。お祝いの席ですので、華やかな装いでおしゃれを楽しんでくださいね。ただし、主役である花嫁よりも派手にならないように気を付けましょう。
あこや真珠はやはり定番で上品かつお淑やかな雰囲気に。ホワイト系の南洋真珠は大振りのものが多く、より艶やかな印象に。ゴールデンパールは上品ながらも華やかさがプラスされて、ワンランク上のおしゃれに。あまり知られていないのですが、ブラックパールについては実は礼装で着用してもOK。テリのあるピーコックカラーのブラックパールなどはシックで大人な女性を演出してくれます。ただし、ブラックスーツなどに合わせてしまうと、お悔やみの席と間違われるので、そこは気を付けてください。
珠の形もラウンドの方がフォーマル感が出ますが、バロックで遊びを持たせたり、長さも2連や3連、ロングで楽しんでも構いません。ゴールドネックレス×パールネックレスの様に他のアイテムとの組み合わせもOKです。ぜひ、かしこまらずに、遊び心をもって楽しみましょう。

◆お葬式やお通夜などのお悔みの席
お祝いの席とは一転、厳粛に臨みたいのがお悔やみの席。こちらはできる限りあまり個性を出さないことが求められます。ですので、シンプルな一連のあこや真珠やブラックパールのネックレスが、やはりおすすめです。適切とされるパールの一般的な条件については以下を参考になさってください。
  • ●形はラウンド系(バロックはNG)
  • ●長さは一連で適切な長さ(2連やロングはNG)
  • ●色は基本的に白・グレー・黒(あこや真珠またはブラックパール)
  • ●ピアスやイヤリングは直結タイプのもの(ぶら下がりピアスはNG)
  • ●珠は大きすぎない(華やかになりすぎるため)


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パールは長年にわたってずっと着けていただける宝石です。母から娘、娘から孫へと引き継がれることも多く、大切な品ですから慎重に選びたいですよね。パールの選び方についても詳しい記事を上げていますので、ぜひご覧くださいね。

▼パールの選び方




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いかがでしたか?
その他にもパールについて特集コラムで色々ご紹介しております。
是非、ご参考になさってくださいね!



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